Familiar Compunction

空旅行の終焉

【第一回】 華麗なる鳥人族(11月16日)
【第二回】 風船少女アリスちゃん(11月21日)

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STAGE-5 うみB
やっぱりあった海ステージの第二弾、尋常でない積乱雲である雨雲と雷雲が登場。雨雲は局所的に(というか2キャラ分くらい)集中豪雨を降らせており、ここを通過するともの凄い勢いで下に吹っ飛ぶ。FC版バルーンファイトでは、連打で上昇するAボタン(浮揚力低め)と、長押しで上昇するBボタン(浮揚力高め)の2種類があり、微調整ならAボタン・急浮上ならBボタンと使い分けることが出来た。しかしバルーンファイトGBでは、浮揚力低めのAボタンのみの操作となるので、ここを通過する際にはスイカを割らん勢いで連打することが要求される。常人にはまず不可能で、どう頑張っても2秒以上集中豪雨地帯に留まっていると死ぬ。どうしてもクリアできない場合、ファミコン体操をしてみては如何か。

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STAGE-6 北のうみ
まさかの海ステージ第三弾。ついにこれで全ステージの3分の1が海になってしまった...お前の弟、どんだけ海洋漂ってたんだよ。ご多分に漏れず滑る。その上、背景っぽい高台から、不意にペンギンが真一文字に突っ込んでくる。画面が小さいGBで、しかも狭い通路でも容赦なく突っ込んでくる。あとセイウチも突っ込んでくる。おまけに雪の結晶みたいのも突っ込んでくる。アリスに牙をむく大自然達。

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問:上の画面は2000年に発売されたGB用ソフトであるが、タイトルは何か。
1)マリオ的な何か 2)洋ゲー的な何か 3)意外ッ!それはバルーンファイトGB!

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ステージ6のボスは高橋名人...ではなく雪だるま。頭に被ったバケツを何処へともなく投げ、放物線を描いて、背景の柱一本分くらい先に落ちる。なめてんのか!そして、遊びはファミコンしか知らない寂しい読者諸君ならお気づきだろうが、頭を3回踏むと死ぬ。正直なところ、ステージ4のザリガニのが強かった気がする。(地形的な意味で

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STAGE-7 どうくつ
とにかく狭い上に、床と天井の至る所に鍾乳石が並ぶので、迂闊に上昇も下降もできない。このステージ辺りから、「風船20個連続割りでボーナス」という概念が心底どうでもよくなるほどキツくなる。スクリーンショットを取るためにポーズするのも憚られるほどで、実は上の画面もスタート直後だったりする。いまいちステージ構成の鬼っぷりが伝わりづらいが、その真相は是非君たちの目で確かめてくれ!(Vジャンプ的な煽り

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STAGE-8 ひみつきち
アリス!それ秘密基地やない!クッパ城や!吹き出す業火(※即死します)落下するプレス機(※即死します)跳ね回る電撃(※即死します)トゲ付き天井・風船を切り裂くプロペラ・ベルコンの床と無駄に多彩な仕掛けが本気を感じさせる。風船を切り離さないと登れない通路と、風船を切り離すとジャンプした反動で死ぬ通路まであるストイックさ。残り人数に注目して貰えば分かると思うが、ここまでゲームオーバーになることなく順調にスコアを重ねてきたが、ステージ8では20人以上のアリスが何らかの理由で天に召された。特に有効な攻略法らしいものはなく、指先で覚える以外に方法はない。ちょっと想像してたものとは違うが、最終面にして遂に「バルーンファイト」というタイトルがしっくり来た。

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ステージ8のボスは、バケツ型のロボット。一瞬ロイド(MOTHER)かと思ったけど全然違った。口から電撃(※バルーントリップのアレ、当たると即死する)斜め前方に4つ吐き出し、フラフラと歩き回る。例によって例の如く頭を踏めば良いのだが、今回は3回ではなく5回。しかも吐きだした電撃は画面内をバウンドし次の攻撃まで残り続けるという鬼畜ぶり。おまけに、電撃は回を増すごとにスピードが加速するという大変許し難い演出まで付いてるから、いよいよ弟ジムの救出も難儀になってきた。

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...と、ここでネタばらし。何とジムが悠々と上空から降りてきたではないか。ジム「THANK YOU MARIO! BUT OUR PRINCESS IS IN ANOTHER CASTLE!」 荒れ狂う動物達とバケツロボットは何だったのか。何一つ疑問点は解決しなかったバルーンファイトGBはこうして幕を閉じるのでした。

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BUT OUR PRINCESS IS ...

photo045.jpg表面一周が終わった。楽しいだの難しいだの発展性の欠片もないだの色々言われてるけど、全て正解だと思う。だけど面白かった。本当に小さな例を取り上げれば、例えばリモコンの傾きを利用したギミック。ステージ後半やたら登場するこの手の仕掛けによって、従来の右手指先+左手指先に加え右手首という三カ所を駆使して進むことになる。(※ヌンチャクスタイル時) これは衝撃的だった。右手首で調整する傾きは、あくまでマリオの操作の補助であり、つまり第三の操作体系だったからだ。この点で、これまで数多く出てきた傾きを検知するソフトや周辺機器とは大きく異なると思う。Wiiリモコン他、直感操作がウリのデバイスの正しい使い方はこうなんだよ。
今回に関しては、「指は10本しかないけど、まだ手首動くじゃん。」とか、「無闇矢鱈にボタン増やさないで、手首使えば良いじゃん。」みたいな、凄く盲点を突かれた気がした。そうなってくると、そもそもゲームしてるのに指先しか動いてないのがおかしかった気もしてきた。ゆったり腰掛けて遊ぶにしても、まだ動かせる筋肉や関節は沢山あるよな。一人で「次は肘当たりの動きでも検知して、地形変化するマリオとか良くね?」なんて考えてた。考えてる間に、ギュルギュル回転しながら突っ込んでくるデカい棒に挟まれてマリオが死んだ。

多人数プレーの楽しさについて書こうとしたのに何だかよく分からないことになったので、続きは次回。

前時代的アンチーク

photo043.JPG祝!G&W BALL復活!ってことで、勢い余ってニューワイドスクリーンのDONKEY KONG JR.を購入。いやー、G&Wギャラリー4の国内での発売を中止にしてまで、G&Wを切り売りして小出しにしてきた甲斐あったな!辞書買えばMANHOLEが遊べるわ、料理ナビ買えばCHEFが遊べるわ、ワンセグチューナー買えばOCTOPUSが遊べるわと、素敵な時代になったもんだ。つーか、DSiのカメラ使って、ポケットカメラ「顔取り込みBALL」再現すれば良かったんじゃね?

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箱破れ有りの上に安かったから不安だったけど、本体も綺麗で欠品無しでなかなか良いじゃねーか。それだけに液晶が薄いのがちと悲しい。遊ぶ分には支障ないけど意外と気になるもんだ...。市販の偏光板と差し替えれば復活するらしいが、ミニ四駆の改造に九分九厘失敗してた俺にはちょっとそんな度胸ないっす。ちなみにG&Wの中でもこのニューワイドシリーズのDONKEY KONG JR.は比較的入手しやすい部類らしいので、今後コレに味を占めて徐々に投資金額を跳ね上げていきたいと思うぞ。

風船少女アリスちゃん

photo027.jpgSTAGE-1 まち
テンプルちゃん宜しく突如強風により吹き飛ばされた弟ジム。彼は、文字通り生命線とも言える風船を小出しすることによって、絶妙なトレーサビリティを生み出した。ジムの後を追うアリスが向かう最初の舞台はペンシルバニア。大方の予想を裏切らないその景観は流石と言える。しかし、風船を破裂させるためだけに設置されたとしか思えないトゲに、一抹の不安を覚える。

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ステージは、FC版のバルーントリップと同じく左方向に強制スクロールし続ける。道中落ちている風船を20個連続で取ることで、以降取り逃すまで風船の数が倍になるボーナス付き。これが地味ながらなかなか楽しい。途中このような単三電池四本で動きそうなドアが設置されており、接触することで4つの土管から出る風船をキャッチするミニゲームが始まる。限りなくFC版バルーンファイトのボーナス面に酷似しているが、1)一個でも風船を取り逃がすと終了する点2)画面端が左右で繋がっていない点が異なる。また、ステージ後半ほど風船の出現スピードが速まるので、益々パーフェクトを狙うのは困難である。

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STAGE-2 もり
「操作体系を覚えてネ!」というスタッフの温かな配慮溢れるステージ1とは異なり、早くも敵が全力で風船を割りにかかっている。蜂と蜻蛉が突っ込んでくるわ、甲虫が樹を降りてくるわ、まきびしを放散する松ぼっくりが落下するわと、森の住人達が敵意剥き出しで襲ってくる。GBの画面は基本狭いので、突攻の回避は意外と難しい。

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ステージ2のボス。バルーンファイトGBでは偶数面にボスが配置されている。怒れる背景の木々とは裏腹に、淡々とシャドーボクシングを展開している猿か狼っぽい何かがお相手。三回踏むと倒せる。踏んだ後の反動で結構な距離後方へ吹っ飛ぶので、運が悪いと画面下左右の水に突っ込む。(漏れなく死ぬ。

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STAGE-3 うみA
当然Bがある。強制スクロールのスピードがかなり速いので、風船オールゲットや20個連続割りが難しめになる。更に、バルーンファイトでお馴染みの鳥っぽいアイツが、お馴染みのSEと共に登場。フラフラと低速で、しかし上空を飛び回るので進路を妨害されることもしばしば。踏むとお馴染みのやられポーズで入水する。妙に闘争心を煽るこの気球船は正直どうかと思うが、ユルいBGMと相まりそこはかとなく南国情緒を漂わせる。

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STAGE-4 くじら
街→森→海と来てまさかの鯨。弟ジムは風船を付けたまま鯨の体内に進入したようだが、勿論風船の置き土産は欠かさない。既に「STAGE-1 まち」でペンシルバニラの一角にトゲ天井が設置されていたが、遂にこのステージではほぼ9割の天井に鋭利な鯨の脊椎が設置された。地面は謎の火球が闊歩し、水中からは蛸や海老が元気に飛び出してくるので、この合間を中空飛行することが要求される。

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ステージ4のボスは海老かザリガニっぽい何か。その最大にして唯一の特徴は、水中から元気よく飛び出したり潜ったりすることのみで、前回の彼に続きボスとして紹介して良いのが疑問でならない。そして賢明な読者ならお分かりだろうが、三回踏みつけて倒す。風船を付けた状態での踏みつけは無効なので、踏む直前にBボタンで風船を離す→踏みつつ空中で風船をキャッチを繰り返すのがポイント。風船の着脱が可能なバルーンファイトGBならではの攻撃方法で、シンプルながらよく練られている。

→ 次回は、ステージ後半~感動のエンディング編。

華麗なる鳥人族

photo022.jpgバルーンファイトGB2000年GB末期に密かに登場したものの、NintendoPower(ローソンのLoppiによる書き換えサービス)専用という事もあって、当時チビッ子の俺は見向きもしなかった一本。その内容は海外のみで発売された白黒GB版「Balloon Kid」と同じであり、またFC版「ハローキティワールド」とほぼ完全に一致。開発元の株式会社マリオ任天堂出資の子会社とか何とか。[要出典]

背中に風船付けてヘルメット被った中年から、アリス(幼女)へと一新され、大きなお友達スタンディングオベーション。ちなみに、白Romに予めゲームデータが書き込まれている「プリライト版」も存在するが、余りにも入手困難だったので諦めた。箱に写真中央のポスターの絵が描かれているのが特徴。初回特典として缶バッヂもあったとか。[要出典]

photo023.jpg起動直後に表示される収録ゲーム一覧。もの凄い量の空きメモリがある。画面下部ではニュースが流れ、2000年上半期の書き換え回数ベスト5が表示される。ちなみに第1位:スーマリDX、第2位:ゼルダの伝説 夢島DX、第3位:星のカービィ2、第4位:星のカービィ、第5位:メトロイド2 という内容だった。全部自社タイトルじゃねーか!

photo024.jpg実に可愛らしいタイトルロゴ。ヨッシーアイランドを彷彿させるパステル調の画面が、プレイヤーを心穏やかな気持ちにさせる。よく考えてみれば、「風船を付けて空を飛ぶ」なんてDisn*yとPIXARが映画化するほど夢溢れる内容のハズだ。そもそも、常に上空優位の殺戮戦が展開してるFC版こそがおかしい気もする。未知なる冒険に心躍らせつつ、しっかりとAボタンを押す。

photo025.jpgしかし、一転して洋ゲー色漂うオープニングムービー。先程まで表示されていたハートウォーミングな画面は何だったのだ。風船おじさんと思しき少年が、コチラを注視しながら無情にも画面左へと流されていく。全体的にシュール過ぎて、最早モダンアートに近い。あまりの落差にAボタンを押す指も進まない。

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ゲームは、マップ画面とステージ画面を行き来するマリオ3形式となっている。いよいよ始まる壮大な冒険に胸が熱くなってきたが、壮大なネタバレをすると、ゴールは画面右上の集合住宅みたいな場所だ。マップ(スクロールしないので固定一画面)をぐるっと半時計回りに一周して、「アリスのいえ」の対岸が最終面となっている。バルーンファイトで遊びたかった懐古厨の脳裏を過ぎるのは、ドラクエの「ラダトーム城と竜王の城」という憎い演出だ。

→ 長くなったので次回へ続く。

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